The Word

こんばんは〜。毎度ご無沙汰致しております。




みなさま、お元気でしたか?



私どもは元気であります。



最近は自分の中で何回目かの健康ブームを迎えております。寒くなると風邪をひきたくないという一心からか、なんだか健康志向にも熱が入るというものです。



まあ、その健康体への第一歩?として、昨年に引き続き今年も花梨酒をつけました。


今年はなんとなくウイスキーにつけました。


なんか、その方がおいしいかなぁと思って・・・。


どうせならおいしい方がいいよね。


そうそう、先日、遠方のお客様の修理の仕事でギターを宅急便で送ってもらう事があったのですが、その時にお客様が店主に宛ててお手紙を一筆同封してくださったんです。


私はその便箋の可愛らしさに萌えました。



たぶん、たぶん、憶測ですが、「妖怪ギターラ」という当店の屋号になんとなくマッチした便箋を選んでくださったんじゃないかと思います。



便箋の端っこにある説明書きによると、この可愛らしい絵は、ペルー国立考古学人類歴史学博物館にある「パラカスの墓地から出土したマント」の柄だそうです。



多くの女子は子供時代からそうだったと思いますが、私もかなり文房具が好きな方だと思うので、こういうちょっとイケてる文具にはかなり胸がトキメキます。



どこかの美術館の売店で購入されたのだろうか・・・たぶんそうだよね・・・。このレターセットの購入ルートまで勝手に想像しては萌えております。



全然関係ないことですが、私には考古学という言葉で鮮明にフラッシュバックする思い出があります。



私の田舎は割と遺跡が多い土地であるらしく、駅前の再開発の計画が始まった際に、掘り返した傍からじゃんじゃん遺跡が見つかってしまうという事態が起こりました。



こうなったら自然、遺跡の発掘を優先させる羽目になり、10年以上開発が進まないという椿事に発展したのです(今は立派な駅ビルができましたが)。



時を同じくして当時短大生だった自分は、学校の先生に、「単位がちょっとヤバそうなんですが、どうにかなんないっすかねぇ〜えへへへ・・・」というふざけきった相談をしたことがありました。いわゆる黒歴史ってやつ?と申しましょうか。



寛大な先生はそんな自分に「駅前の遺跡の発掘を手伝ったら単位を授けようぞ」と言ってくれ、私はめでたく田舎の小駅の隅っこにしゃがみこんで潮干狩りよろしく日がな一日遺跡の発掘に明け暮れるという夏休みを過ごした・・・そんな19歳女子の物語(ノンフィクション)を思い出さずにはいられません。



おかげさまで私はこうして無事に短大を卒業して、現在はギター屋の店番をするまでに大人になったのですが、未だに腑に落ちないのです。



短大で「ファッションデザイン学科」という聞こえの良さそうな学科にいたのですが、聞いてのとおり、どこにも考古学の要素がないことです。相談した先生は確かにファッションデザインの先生だったと記憶してるのです。



記憶ちがいなのかな?思い出すだに不思議です。