Happy Happy Happy All The Time

今日はショックな出来事があった。



会社から妖怪ギターラに行く前、千日前のユザワヤに寄って、編み針を購入しようと思ったんだけど、売ってなかった・・・。



私が愛用してる針は日本ヴォーグ社の「魔法の一本針」っていうので、小さい手芸用品店ではあんまり売ってなくて、大阪で一番大きなユザワヤだけが頼りだった。



編み物をしない人(これを見てくれてる人はまずしないと思うけど)は解かりづらいかもしれないので、一応説明しますと、編み物には音楽と同じようにジャンルが存在しており、一本の針で編む「かぎ針」と二本の針で編む「棒針」での編みが単純化すると2大勢力。




魔法の一本針は、比較的簡単なかぎ針編みの要領で、棒針で編むような天竺目(Tシャツと同じような編み目)が作れるという、私みたいな編み物の落伍者に救いの手を差し伸べてくれた画期的な商品なのであります。



自分で言うのもナンなんだけど、私は割と手先が器用な方だと思うのだけど、編み物だけはダメだった。



左利きが致命的原因というか、左利きでも立派に編み物をマスターしてる人はたくさんいるだろうから、やっぱ私自身のアホが原因なんだと思うのだけど。




編み物の本には「編み図」っていう設計図があるのだけど、それを脳内で鏡映し状に転換する事が出来なかったのであります。最初は調子よくやってても、編み図と現実の編み目の両方に集中力を向け続けるのが難しい。




要するに、注意力散漫。




そもそも普通の棒針の使い方もちゃんとマスター出来ていないというくだらないトラウマもある。




初めて私に編み物を教えてくれたのは田舎の母ちゃんだったんだけど、小学生だった私は今よりも更にアホだったし、母ちゃんにしても左利きの小学生に教えるのは初めてだったろうし、お互い気が狂いかけてある程度の所でウヤムヤになった。




次に私に編み物を教えようとしてくれた(というより仕事だから教えざるを得なくなった)のは、中学時代の家庭科の先生だった。



先生の場合は、中学生の集団にいっぺんに教えないといけない立場上、私にばかり構ってはいられなかったらしく、かなり初期の段階で「無理や〜!」と投げてしまわれた。



あぁ、これじゃあ家庭科の成績が最低になってしまうよ。現在も服を作る仕事をしてる私だけど、当時はそこを目指す立場だった私としては、それは避けたかった。



そんな私を不憫に思ったのか、意外にも私の窮地を救ってくれたのは、普通の棒針編みの指導を早々に投げた家庭科の先生だった。




先生はどこからか、発売になったばかりの「魔法の一本針」の情報を入手し、私にあてがってくれた。これやったら教えんでも出来るんちゃう?みたいな感じで。




今までの苦労がウソのように本当に魔法のように簡単に編む事ができた。以来、何か編む時の必需品となり、10年以上も折れては買い換えて使ってきたのであります。




それが、あの巨大手芸用品店のユザワヤから姿を消しているなんて・・・。




需要、ないのかな。ショック。




長々と本当にどうでもいい事をかいてしまってすみません。音楽好きのみなさまの興味の範疇では絶対になさそうな事を。















と、失意の中にいたら。




あった。




みなさますみません。普通にネットで売ってるのを今、見つけてしまいました。




こんなに長々書いといて、あったなんて。




ハズカシー。




でも、今の私、超ハッピーです!!



やった!!