God Save The Queen
今日はいきなり寒いですねー。
みなさまにも「あぁ、もう冬だなぁ」と実感される瞬間がおありかと存じますが、私にも確実に「冬になったんだなぁ〜」と感じる瞬間があり、その瞬間が、今日訪れた。
それは、ウチの二頭のネコの仲が異様によくなる。という事。真冬の間はずーっとくっついて、だんご状になって眠っています。
では、夏の間はどうかというと。
はっきりいって、仲、超悪いです。
っていうか、ちゅんちゅん(茶とら・♂)はまったく無邪気に、まる(三毛・♀)にじゃれようとするんだけど、まるは問答無用で「シャーーーーーッ!!」と一喝。それだけどころか、しつこいと判断された場合には手も出まくり。
ちゅんちゅん、いつでも一発で撃退されている。非常に気が弱いのです。やられたらやられっぱなし。やり返さないからまるでケンカになんない。
その様はまるでスケバンが学級委員に「てめぇ、暑苦しいんだよっ!ばーか!」と言ってるように聞こえる。
事実まるにとって、ちゅんちゅんは暑苦しい奴以外の何者でもないのだろうけれども。
そんなまるが、今日になって急にちゅんちゅんを見直し始めた模様。
そう、まるにとってちゅんちゅんは、「夏場はサンドバッグ、冬場は湯たんぽ」。すなわち、同じネコ同士ながら、めっちゃ都合のいい解釈をされているネコなのであります。
ちょっと気温が下がっただけで、「暑苦しい奴」から「あったかい奴」に一気に昇格。
おめでとう。でも、それでいいのか、ちゅんちゅん。
まるがちゅんちゅんを攻撃しなくなった(そればかりか、自ら近づくようになった)のは、単に「寒くなってきた」という理由に他ならず、決してちゅんちゅんの人格(ネコ格)が認められたからではないんだよ・・・。
そんな外的要因だけで己の価値を判断されても、無邪気に喜ぶド天然ネコ。それが、ちゅんちゅん。
もしもちゅんちゅんが人間だったら・・・タチの悪いバカ女に手足のようにこき使われ、いろんなモノを買わされたりして、ポイッと捨てられる、一昔前の「アッシー」「メッシー」のような男であるに違いない・・・。
こちらとしては、仲良くしている冬の間の方がのどかでいいなぁと、単純に思っているけれども。
写真は、夏の間に撮ったので、まるとちゅんちゅんの間に一定の距離があります。夏場はこれ以上近づくと確実にどつきまわされる、ギリギリの距離(ネコ一匹分)。