Got To Get U

すっかり秋ですねー。今日なんか長袖一枚だったらちょっと肌寒いくらい。みなさま、風邪のシーズン到来です。お体にはお気をつけくださいませ。




さて、最近の我が家にはまたしてもレンタルDVDブームが到来、このブーム、半年に一度くらいやって来るのでありますが。




ツタヤとかでちょくちょく借りては観てるんですが、いかんせん無知なもので・・・観たい気持ちは大いにあるものの何を観たらいいのかわからず、店内で軽く1時間はさまようハメになる。




「何を観たらいいのかわからない」というと、「別になんでもいいやん」とお思いになるかと思いますが、私たちの映画オンチはけっこう深刻。




なんせ、夫が最後に映画館で観た映画は「マトリックス」だそうです。どんだけ前の話やねん・・・!



しかしながら、私が最後に映画館で観た映画に至っては「ドラえもんのび太の南海大冒険」だ。人の事は言えないよ・・・。というか、私よりも夫の方が映画通だという事になる。恐ろしい事ながらこれが我が家の現実・・・。





私と夫は小学生の時に知り合っており、恋愛の部分を抜きにして計算すると19年くらいの付き合いになるワケですが、一緒に映画を観た事などただの一度もなく、一体今まで長い年月を、どこでどうして遊んできたのだろうか、自分でも不思議になるのであります。




ちなみに夫とはカラオケに行った事も一度もない。恋人同士が通常行きそうな所のどこにも行かず、本当、私たち、どこに行ってたんだろう。今となっては思い出すのも困難・・・ますます謎だよね・・・。




とまあハナシは戻って、そんなワケですから、全く無知のカタマリがツタヤでうろうろしている状態なんだけど、何が一番困るかというと、お互い頭の中に「観たい映画がある」事であると思う。




さっきは「何を観たらいいかわからん」って言ってたやんか!観たい映画があるんやったらソレ借りたらええがな!と、みなさまお思いになって当然ですね。




しかし、これが違うのです。




私たちの「観たい映画」は常にそれぞれの脳内だけで上映されておるのです。これが大問題の根源です。




例えば夫の脳内では「自分の好きなかっこいい俳優が銀行強盗の役をやってて、でも根っからのワルじゃなくて、各方面の権力者をおちょくりながら、おもしろおかしく愉快痛快な強盗劇を繰り広げていて、スカッとした終わり方の映画」みたいな勝手な映画が上映されている。




私たちはそれに基づいたレンタルDVDを探す。という作業。




ツタヤで毎週。




これは大変だ。自分たちはギター屋をやってるんだから、そのくらいはわかっている。




「今までに見た事のない形のギターで、自分の好きなギタリストが持ってそうな感じで、ネコの形のインレイが入ってて、日本手ぬぐいのような藍色」を買うべく楽器屋に行っても、そんなギター、オーダーしない限りどこにもない。




これと同じ事だ。わかってる。




これはなんとかせねば。




いや、つまり私たちのイケナイ所は事前にリサーチしない所だよね。せっかくネットという便利なものがあるんだから、大いに利用しないとやっぱ、ダメですね。なんか映画の下馬評みたいなの見るとか、方法はあるよね。




面倒くさがりが邪魔をして、今まで調べる事を放棄していました。ちゃんとしてみようと思います。




とにかく貴重な閉店後のくつろぎタイムに、もうツタヤでさまようのはゴメンなのであります。








※写真は本文とはなんら関係ないですが、3日前に済んだイベントのポスターをなぜか今日もらったので・・・。主催だった夏川ロック夫妻が来てくれました。ライラライから夏川ロックにバンド名を変えたそうです。ことあるごとに来てくれて、うれしい限りです。