Holidays In The Sun

台風、東北の方に行ってるみたいですね〜。日本橋周辺は昨日の夜はえらい雨でした。



昨日の閉店後、夫と昔から親しくていつも来てくれる友人がごはんをごちそうしてくれるっていうので、私もお供させてもらったんだけど、とても楽しい時間を過ごせました。



その友人は音楽をしてるワケではないんだけど、なにかにつけとても理解の厚い人で、私たちが何かするとなったらいつも現れていろいろ手伝ってくれる。妖怪ギターラを始めるにあたっては店の壁塗りやら内装やら、たくさん力仕事も引き受けてくれた。つまり私たち、お世話になりっぱなしなのであります。いつも感謝してます。本当にありがとう。こんどゼッタイ何か奢りますから!楽しみにしてて!







さて、その帰り道、なんとも衝撃的な光景にぶちあたってしまいました。



自転車で信号待ちをしてたら、歩道に一頭のむく犬。むくむくして、茶色くて、なかなかかわいい。首輪はしてない。


夫と「あのカワイイ子、迷子かなぁ?飼い主らしき人おらんけど・・・」なんてしゃべってたら、気付けばむく犬は私たちのすぐ横に。


大きな国道沿いの道で、深夜だからか車通りも少なく、辺りは暗い。まわりに人はいない。一羽のハトがいるくらい。



その瞬間。



あっ!!!



という間もなく、むく犬がハトのおなかのあたりに喰らいついた。



必死で逃げようとするハト。私たちが来る前にむく犬によって羽を毟られているようで、飛ぶ能力が奪われているハト、飛べずにバタバタしてる。ハトが逃れては、また犬が向かっていく。何度でも。



見ようによっては、犬とハトがじゃれあってるように、見えなくもない(現に夫は最初そう見えたそうだ)。



しかしむく犬は真剣な表情でハトに挑んでいる。



この子、捨てられた子なんじゃなかろうか。しかも大人になってから。おなかがすいたけど、自分で獲物とる能力がなくて、こんな変な狩りをしてるんじゃなかろうか。何回も噛まれてるのに、ハトから血は流れない。これって、犬が甘噛みしてるんじゃないのか。



私たちにはどうしようもなくて、そのままその場を離れた。



ハトもむく犬も、それぞれ不憫でしょうがないが、私たちには入っていく事ができない。仮に入って止めたところで私たちにはどうにも出来ない。



こういう時、どうしたらいいんだろ・・・。午前2時の国道で、私たちは途方もない無力感に襲われ、むやみに苦しい暗い気持ちになりました。



こんな時どうしたらいいのか、いい方法を知っておられる方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えてください。