Too Darn Hot!

天気は晴れ!!!


暑いっすね〜。エアコンがなかったらたぶん店で夫婦喧嘩勃発してますよー。もうすべてはエアコン様のおかげ!毎日100回夫婦でエアコン様に手を合わせ拝んでおります。


嘘です。


まあとにかく空調って、大事ですね。湿度がチガウと気分がチガウ。


そうそう、昨日はこれに書いたように閉店後、最近近所に出来た「金ちゃんチヂミ」に行ってきました。かなりおいしかった&楽しかった。お店の方、とても親切にしてくださってイイ気分で帰宅しました〜。みなさま、お近くにお越しの際にはゼヒ行ってみては?カウンターONLYなので少人数で行くのがおススメです。


あ、妖怪ギターラにもゼヒいらしてくださいませ。ワタクシとしましては「ギター→チヂミ」というコースを推奨いたします。



さて、そろそろ音楽の事とか書いた方がイイかもしれないですよね。また好きなミュージシャンとか、いっとく?と言ってもホントにたくさんいるんですが。


では、妖怪ギターラのニセモノの方が勝手に言ってると思ってお読みください。


じゃあ今日はジャズで。エラ・フィッツジェラルドさんなど、どうでしょうか。

ジャズが好きな方はたくさんいらっしゃると存じますが、楽器をされる方の場合、楽器をするミュージシャンに傾倒される事が多いかと思うので、楽器の事がわからない私はあえてボーカリストで。


エラ・フィッツジェラルドさんは非常に透きとおった美しい声の持ち主。50年代くらいからご活躍された方です。


ジャズって、虐げられている渦中の人々の唯一といってもいい程の癒しであった存在で、同じ境遇にいる人々の気分の、ある時は沈静・浄化に、ある時は激情・扇動に一役買ってたようです。


そんなジャズ音楽で、本当に主観的な感想ですが、女性ボーカリストは特に暗い感じの声、物憂げな歌い方の人が多いように思う。


日々大好きな人がリンチに遭ったりドラッグ漬けになったり死んでいったりしてるような環境下では、ごく当然だと思うけれど、「もうたまらん。死にたい。音楽せなやってられへんわよ。」ぐらいの勢いで憂鬱感バリバリ押し出し型の人、たくさんいる。


エラ・フィッツジェラルドは、そんな中で、とにかく群を抜いて透明な、楽しげな歌い方。「音楽たのしーよー。みんなもコレでいこー。」的な享楽提供による扇情型。


もちろんエラ・フィッツジェラルドだけ迫害を逃れてのほほんと暮らしていたわけではないでしょう。意味のわからない差別に悲しむ事もムカつく事も多かったでしょう。


でもそんなの音楽にはカンケーないわ!とにかくとことん楽しくやってやるわよ!みんなもそうしてみようよ!みたいな気概を、私は勝手に感じてるんです。聴いてる側としては、「ハッ!そうそう、腐んのはやめとこう〜」みたいな。21世紀になった今もエラはそんな気分を煽ってくれるんです。


エラの、あの透きとおった歌声。超大好き。音楽の普遍的な美しさを感じます。みなさまも、もしよかったら、機会があれば、聴いてみて。「ジャズん中おってどんだけ透明やねん!」と、きっとツッコみたくなると思うよ。