She's My Machine

こんにちは〜。



久しぶりに店番をしています。今週末はあいにくのお天気のようですね。私は平日は炊事以外の家事を少ししかしないので、週末のチャンスを失ったら来週部屋がえらいことになりそうです。


先週末はワタクシおうちでぐったりしていたので店に来るのは二週間ぶりです。先週は前半は関東地方へ出張があり、帰った翌日かたはまたまた韓国へ出張でした。本当にハードな一週間だったよ・・・もうヤダ・・・。



今回の韓国は、行きの飛行機からトラブル。金浦空港へ到着の予定が大雪のため着陸出来ずに急遽仁川空港まで飛ぶハメになりました。それぞれの空港上空で待機時間が長く、通常であれば二時間程で着くのに四時間近く大揺れの飛行機に揺られて辛かったっす。



しかも、私は金浦空港で商談相手と待ち合わせをしていた上に、金浦でレンタルケータイの予約をしていたので電話番号がかわってしまい、仕事に大いに支障をきたしてしまいました。待ち合わせ相手の方は親切に仁川まで迎えに来て下さり、助かりました。



仁川からの渋滞がまたすごかったです。大雪の中車を押して歩く人。タイヤだけがギュルギュルと回って全然進まない車。そして片側三車線道路の渋滞の隙間を縫うように歩き回り、ポン菓子を売り歩くおばちゃん・・・。なんて商魂逞しいんだ!思わず買ってしまいました(値段は市場価格の倍以上だった)。



そんで、ポン菓子を食べながら商談相手に解説をしてもらいつつテレビを見てましたら。その番組は「火星人」がたくさん出てくる番組だとの事。


火星人とは、いわゆる不思議ちゃん的な人の総称というか、日本で言うそれらともなんとなく違う気がするんだけど、昔バブルの時代におっさん達に「新人類」と呼ばれた若者達がいたよなぁと思ったんだけど、それともちょっと感覚が違うようでした。



有り体に言えば、人の忠告や助言を無視して我が道を進みまくった(整形をし始めたら止まらなくなった)結果どうにも立ち行かなくなってしまい(体の異変が激しく健康が著しく損なわれた)、一般的な世界に帰りたい(健康体に戻りたい、且つ整形は成功した状態で)と泣きついてきた人達が再起を図るという内容のリアリティ番組でした。



なんかすごいな・・・と思いながら見ました。


日本のテレビでも紹介され有名な整形しまくってえらいことになってしまった「扇風機おばさん」。番組の出演者たちは彼女の二の舞になるのをものすごく恐れているのですが、もうすでに外見にはその片鱗が・・・。というか、同じ道をずいぶん長く歩いてきたんだから当然なんでしょうが。そして、出演者はスタジオの芸能人や美容外科医や美容師、エステティシャン、皮膚科医、歯科医なんかに社会復帰への熱い気持ちを訴え、認められたら更なる整形により元の姿・・・というより原形が数回整形して成功した感じの姿へ・・・。



なんという自業自得の逆ビューティーコロシアム・・・元に戻りたい!と言いつつも、本当の「元」じゃなくてぇ〜・・・という謎のトリプルスタンダード!!!



なんだか何が正しいのか何が「基」なのか「元」なのか、そんなこと全くわからなくなってくる、というか考えるのも馬鹿らしく、どうでもよくなってくるような。最後にはもう、ただただ火星人達に幸あれ!とやけくそな気持ちにさせられるような・・・。そんな体験を、韓国のテレビはさせてくれました・・・。




雪景色。


クリスマスのイルミネーション。キースヘリングだね。