Born To Loose

本格的に寒いです。夕方、この時間は特に。みなさま、お体にはお気をつけくださいませ。本当に。ノロウイルスも流行ってるらしいですよ。




今日の妖怪ギターラは、ひたすら観光客の方々に冷やかされ続けた一日でした。




こんな事ってあるんだ・・・と茫然としてまう程の冷やかされっぷり。その数、たしか6組。東洋人3組、西洋人、九州人、岐阜人。




異国の方々、みなさんかなり精力的に写真撮りまくり!圧倒されました。つかれた〜。




数人組でいらした方々はこちらにはあまり気にされずパシャパシャと写真撮ってすぐに出ていかれる方が多いんだけど、一人でいらした方はけっこう何とかしてこちらとコミュニケーションをとろうとがんばってくださる方が多い。





そんな中で今日印象に残ったのは、自分の持っているカメラを指さして「写真、イイ?イイ?イイ?イイ?イイ?イイ?イイ?イイ?」とひたすら聞いてこられた方。




この、「イイ?」の間に、ワタクシ何回も「イイヨ!」と返してるから、妖怪ギターラ店内は一時、イイ?イイヨ!イイ?イイヨ!イイ?イイヨ!イイ?イイヨ!イイ?イイヨ!イイ?・・・・・もうやーめた〜。




ってな具合。Q&Aの応酬。たぶん彼は「イイヨ!」っていう言葉を否定の意味と受け取ってたのじゃないかなぁ、と後から思いました。その時はなんかムキになって(?)イイヨ!を連発していた自分・・・ハズカシ。




ちなみ彼は、写真をビックリするくらいたくさん撮って帰らはりました。




たぶん100超えてたと思う。このたった6坪の店内も、こんだけ撮ってもらえたら本望でございましょう・・・。しかも、途中60枚くらい?でカメラを手渡され、「撮ってくれ!」と身振り手振り意味不明な言語で猛アピールされた。




通常わが邦では人に写真を撮ってくれといえば、1、2枚。カメラを渡してきた人を被写体として撮ることが多いと思うんだけど、彼は違った。




彼の国では違うのか、彼が違うのか、通常は違わないけど旅の変なテンションがたまたま彼を違わせているのか、わかんないけど。




とにかく、彼が撮ったのと同じように、私も店の中を撮れとの事みたいだった。私が撮るのと彼がとるのとで一体どう違うのか、出来あがった写真を見て、彼に区別がつくのか。頭の中は?でいっぱいだったんだけど。




まあ、撮りました。というか、撮りまくりました。




30枚くらいは撮った。わが店の中を。狂ったように。



穏やかな土曜日の昼下がり。



店内には陽光が降りそそぎ、往来は人で賑わっておりました。



道ゆく人々の目に、どのように映ってたかなんて、もう、もう、考えない。




そんな一日でした。