Like A Rolling Stone

今日は会社が終わってから、ケータイを変えに行った。



この世で呪われた場所があるとしたら、私にとってそれは間違いなくケータイ屋だと思う。



だって、なにもかもがわからないから。



自分がアホだと確かに感じる場所だから。



販売員の方々は、こちらが何もかもわかった上で最新のケータイを欲しているとハナから思い込んでいらっしゃるので、ケータイ屋に入ってまず私のとるべき行動は、自分が無知であることをかなり辛抱強くアピールしつづけるという事に尽きる。



今回、夫のケータイも私のケータイもぶっ壊れたので泣く泣くケータイ屋のドアをくぐったんだけど、その際、従来の貧乏性が顔を出し、夫婦のケータイ会社を同じにして、ちょっとでも割引を受けようなどと甘い欲を抱いてしまったのであります。



言っておきますが、私はまだ29歳。



ケータイ自体には馴染みの深い年代のハズだ。



12年はケータイのお世話になって生きてるんだから。



ああそれなのに、それなのに。



販売員の方の説明が全く理解できない。



新しい機能が何の役に立つのかわからない。



思い切って販売員の方に、言ってみた。



「電話とメールができて、ブログの更新ができて、いちばん頑丈なヤツください!」



フッと笑われました。失笑。そしてにっこり微笑んで、「今でしたら防水機能がだいたいついていますが、衝撃に強いというニーズは今はあまりないんです。」そして、こう続けた。「ツイッターをされるのでしたら、ツイッターケータイはいかがですか?」



「お!そんなんあんの?じゃあソレソレ、ソレにしときます〜。」



と、夫と自分の分、2つ買って妖怪ギターラへ。



意気揚々とケータイを取り出し、早速ツイッターに!!!行けない・・・。



わかんない。一応いろんなボタン押してみたけど、どうにもなんない。



もう!イライラするよっ!!!



パタンと閉じて、お得意のあきらめモードに突入。



ああ、やっぱ説明書読まなアカンなぁ・・・。と、今ひとりつぶやいてます。



夫を見ると、やっぱりあきらめモードな様子。



今回、ケータイ会社を変えたのは夫の方だからそれもしょーがない。



私はただの機種変更。わかってて当たり前のハズなのにね。



いや、待てよ。



そもそも私が最初に加入したケータイ会社って、「関西デジタルホン」じゃなかったっけ?



12年間、そこから私は一歩も動いてないんだけど。



画面には、白い犬がうろうろしてる。



そういや販売員の方、「社員2、30人くらいの規模の法人様並にポイント貯まってますね・・・」とびっくりしてたなぁ。




クエンティン・タランティーノ監督の「しゃべりタランティ〜ノ〜!!!」って関西デジタルホンのCM、急に懐かしく思い出しました。



そろそろ時代についていく努力もしなきゃ。



説明書読んで。



ツイッターやって。