Gambling Woman Blues - 妖怪guitarra

お昼まで晴れてたからイケる思ったのに、夕方になって急に降ってきましたねー。雨が。
お客さんが帰るに帰れなくなったりして、かわいそうだったです。

そして今、夫は日本橋の某電器店にエアコンを下見に行っております。みなさま。妖怪ギターラは暑いしなぁと来店をためらわないで！もうすぐミュージシャンの避暑地が完成しますから〜。数日以内には！

なんせ、暑すぎるんです。現在。なんか、アンプ？電気？ギター？パソコン？とにかくエレキテルからの熱によって尋常じゃない暑さなんです。暑すぎるという理由だけで夫婦ゲンカするなんて、愚の骨頂でございますでしょ。

さて・・・・・また、当ててしまった・・・。

というのは、妖怪ギターラ前の自販機の「当たり」。
いや、うれしいんだけど。ありがてぇんだけど。

それにしても、よく当たるのです。ワタクシ。

コワイっす。

妖怪ギターラ前の自販機は、当たりが出ない事で有名だ。このことは以前夫もブログに書いていた通り、近所の工具屋さん、カラオケ屋さん、パソコン機器屋さん、みんなの折り紙つきだ。カラオケ屋の奥さんなんて、何年も一日何本か買ってるのに未だ当たりを見た事がないという。夫はこの間初めて当たって、大喜びしていた。パソコン機器屋の店員さんに至っては初めて当たった時、我を忘れて「てんちょぉ〜〜〜！！あたったーーーーー！！！」と少なくとも１００メートルは離れた場所にいるであろう店長に向けて絶叫していたのを目撃したこともある。

妖怪ギターラをオープンして５か月。

ワタクシ、７回当たっているのであります。

これ、どういう事でありましょうか。私、運が悪いで有名なんですよね。っていうか、自分ではそんなに運が悪いと思ってなくても周りは口を揃えて「あんたは運悪い」と言ってくるんだよね。

自転車で車に撥ねられても、こっちに過失がないのになぜか謝ってしまって逃げられたり(これは当時の私の自己評価の低さが原因かも)、普通に露出狂に追っかけられたり、仕事上の相方の闇金からの取り立てに巻き込まれたり、会社の金庫から現金が消えたのが発覚した前後に自分だけアリバイがなかったり(盗むわけないやろ！)。そういう珍体験の数々から、人は私にアンラッキーのレッテルを貼るのでございましょう。

ある常連さんは私に、「ギター屋の奥さんはあの自販機に幸運のすべてを捧げてる」とのたまった。

うそぉ・・・。

いややいやや！！！だれかたすけて〜！！！

当たりが出るのはうれしいが、このままじゃ今後のラッキーは全部「あの自販機での当たり」しかない事になっちゃうじゃないのさ！私はまだ若いんだーーー！今後の人生いろんな種類のラッキーを体験したいんだよーーー！！！

どうしたらいいのか。隣の自販機で買えといわれても、隣は１２０円。かの自販機は全品１００円だ。主婦にそんな大それた選択はできないんだよー。

それに、時すでに遅し。私は「当たり」がでる快感を、あの自販機に植え付けられてしまってる。自販機の前に立つと、「当たりが出るかもしれない」というトキメキに、あの刹那的なヨロコビに、ものすごく簡単に支配されている。

自販機にマインド・コントロールされている女。

自販機に幸運のすべてを吸い取られる女。

それが、私。